ネコスペ・チャリTシャツ完成。

私の活動はボランティアです。

営業をかける際「事務局」なんて書いてある名刺を配っているので、

お仕事なんでしょ?とか、助成金やら補助金が出てるんでしょ?と言われます。

「いやいや完全に無償ですよ、勝手にやってることです」と答えると、オーマイガ!って顔をされます。

ギャランティが出るどころか、交通費やら事務費やら交際費やら持ち出しです。

がんばればがんばるほど貧乏になっていく謎のシステムです。


なので、時には「なんのためにやってるの?」と素朴な質問も投げつけられます。

なんのため…

なんのため?

自分のためであることは確かだけど、理由はひとつじゃないですし、

動物が好きじゃない人には伝わりにくい。

うまく説明できないので最近はこう答えてます。


「死んだらいいとこへ行くためですかね? 今生で徳を積んでるんですよ。」


と言うとだいたいそれ以上は何も言ってきません。痛い人認定されるのかしら?笑

中にはすごく納得する人もいて、かえって胸が痛みます。



ちなみに、英語の volunteer の語源は十字軍の際に「神の意思」(voluntas) に従うひとを意味した志願兵のことだそうで。(Wikipediaより)

志願兵、あながち間違いではないですね。

猫ボラも命削って戦ってますからね。

猫神さまの元に集いし志願兵のようなものです。



なにはともあれ、

地域猫活動、保護猫活動は「可哀想、非道い、ツラい、苦しい」が付きまとうことが常なので、

なるべく明るく楽しく活動を続けていきたいのです。


その一環としてのチャリティTシャツです。(前置き長っ)


Yukie先生がこのためにイラストを描いてくださいました。

先生のInstagramはこちら→ https://www.instagram.com/tora7093/


こちら色鉛筆画なのですよ。かっこよすぎます。

猫特集のブルータスを意識してます。

有難き幸せ。


Yukieさんもボランティア。

マルシェの売り子さんもボランティア。

在庫をかかえ、運び屋の私もボランティア。

善意を持ち寄って活動しています。

そして、収益は保護猫の医療費として寄付します。

この活動の輪に加わってもらえたら嬉しいなあと思うのです。



今、私が気にかかっているのは、

宮代多頭崩壊で協働したボラさん、春日部Kさんが保護している負傷猫です。


都内のボラさんが引き取るからと依頼されて捕獲したものの、

結局、医療もお世話も丸投げされてしまったようなのです。

3年もこの状態だったらしく、肉が溶け、骨が見えているほどの重症です。

(画像でます。閲覧注意です↓↓)









キジトラくんに会ってきたのですがこの3倍は痛々しいです。

ひどい痛みだろうに、よくぞ生きていてくれました。


縫合するには傷口が多きすぎて、お腹の皮膚を移植しなければならず、

大がかりな手術になるそうです。

なので今、春日部Kさんは医療費集めに奮闘しています。

外の猫のためにがんばっているKさんのお手伝いを私もしたいです。


奇しくも同じキジトラくんなので、

チャリTシャツとネコスペトートの売上は春日部の負傷猫の医療費として寄付します。

男前なネコスペチャリTシャツをどうよよろしくお願いいたします!



明日のひたちにゃか譲渡会でも販売します。

ネコスペ事務局

ネコスペ事務局は、 個人で活動するボランティアさんの後方支援部隊です。 保護猫・保護犬の譲渡会やイベントを企画・運営しています。

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