コロナ禍の影響で、4月にご応募、GW明けにお見合いをしたカイとハヤテの黒猫兄弟。
3か月かけてやっと正式譲渡の運びとなりました。
里親さん宅は70坪と大邸宅です。
ご夫婦とも動物にやさしい、心ある方々。
最初はカイだけの予定でしたが、兄弟を離すのは可哀想だからと、兄弟で迎えてくださいました。
ただ、昔ながらの大きなお屋敷で親御さんも同居しており、正直、脱走だけが心配。
その心配は里親さんたちも懸念されており、
パパさんが脱走防止柵をDIYしてくださいました。
里親さん世帯は2階で暮らす二世帯同居。
猫たちは2階だけで生活します。
この大きな吹き抜けが心配でしたが、ばっちり完全防備。
とっても大変だった思います。
1階へ降りる階段のドアも設置くださいました。
迎えられる前から里親さんに愛されているカイとハヤテが誇らしかったです。
トライアルのお届けと見守りは預かりさんであるベスさんにお任せしました。
そして無事正式譲渡へ。
私は2か月ぶりのご対面。
スモークのカイはやや警戒してタンスの上のひととなっていましたが、
黒ハヤテはじゃらしにくいついてヒャッハーしてました。
そんなカイですが、
一瞬だけ降りてきたときに、長女ちゃんにおとなしく撫でられていて、
ああ、信頼してるんだなあと嬉しくなりました。
見知らぬ私がいたから警戒していたんですね、きっと。笑
新しいお名前は、カイがバニラ、ハヤテがチョコになりました。
ずいぶん長いことかかっちゃったけど、自分だけのおうちができてよかった。
パパさんは自営でおうちにいてくれるし、
しきりに体調の変化を見落としたらどうしよう、と心配してくれてました。
優しいパパさんとママさんなのです。
長女ちゃんと次女ちゃん、弟たちを可愛がってあげてね。
ふたりを末永くよろしくお願いいたします。
そして、7か月間、預かりボランティアをしてくださったベスさんご夫妻。
穏やかで愛情深いおふたりのおかげで、カイとハヤテはフレンドリーないい子に成長してくれました。
長い間お世話になりました。
心から感謝いたします。
***
いよいよ残すところパンダとハルミだけとなりました。
多頭崩壊の子は多頭に慣れていますが、愛情に飢えている子らです。
可能なら、少ない頭数で可愛がってもらいたい。
自分だけのおひざをプレゼントしてあげたい。
たくさん苦労してきた子だからこそ、誰よりも幸せになって欲しいのです。
そのために、まだまだ走ります。
どうか見守っていてください。
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