人馴れしていて虐待される恐れのある子、まだ手術が出来ない子猫は保護して里親を探すことがありますが、すべての猫を保護することはできません。
現状、猫を保護する場所もお世話する人手も足りていません。
保護ボランティアは手弁当で活動していますので常に資金不足です。
出来ることならどの子も保護したいと考えますが、出来ないからこそTNRという手段をとっていることをご理解ください。
「殺処分0=保護」ではありません。
また、野良猫生活が長く、警戒心が強い子を無理やり保護することはストレスとなり、病気の要因にもなります。
成猫で、ひとりで生きていく力がある子には耳にV字カットを入れて元の場所に戻し、毎日餌を与え、地域で見守っていく「地域猫」にしています。
野良猫の寿命は3年~5年ほどと短く、手術をすれば増えないので数は徐々に減っていきます。
一代限りの命です。
どうか見守っていただけませんでしょうか?
「可哀想だから餌をやる」ではなく、
「可哀想な子が増えないようにするにはどうしたらいいか?」を、
地域住民のみなさまと一緒に考えていきたいです。
ご協力よろしくお願いいたします。
ネコスペ事務局
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