宮代っ子最後の2匹、ハルミとパンダが正式譲渡になりました。
早めにみなさまにご報告と思いつつPCに向かうものの、
1年間のさまざまな感情があふれ出して、涙が止まらなくなってしまって。
しまいには泣きすぎて頭が痛くなってPCを閉めるという、わけわからないことを2回してしまいました。
なので宮代多頭崩壊の総括はあとにして、今回はハルミとパンダの卒業報告を。
今回のトライアルの焦点は、ハルミとパンダが赤ちゃんとの生活を受け入れられるか、
そして私がその状況を冷静に判断できるか、という二段構えなトライアルでした。
でも、この写真見たら、もうね。
トライアル10日目でこれですから。
意外にも神経質なハルミのほうが赤ちゃんに慣れるのが早かったんです。
ハルミは聡い子なので状況を理解するのが早いのかもしれません。
誇らしいです。
これはレスキュー当初、シェルターでの個体管理に使っていた、
ハルミのプロフィールカード。
「つかまりにくい」って書いてあります。高いところにすぐ逃げる子でした。
でも今では、呼ぶと走ってくるんですよ。(ほかの子の名前を呼んでも寄ってくる)
そして、撫でて~と催促するんです。
マイペースなパンダのほうが、いつまでも赤ちゃんに近づかなかったようですが、
2週間も経てばこのとおり、
3人でネズミ会議ができるまでになりました。
パパさんママさんお兄ちゃんの大人組がハルパンに最大限の配慮をしてくれたおかげだと思います。
よく遊んで、ブラッシングしてくれて、
ママさんは果敢に爪切りに挑戦してくれたり、(パンダは爪切り嫌い)
体調管理をしっかりしてくれたりと、
ああ、うちにいるよりもずっと幸せそうだな、と思えるようになりました。
下のお子さんが小さいので脱走や事故の心配や不安はありますが、
それはきっと大人だけの世帯でも起こりうること。
大切なのはどれだけ対策と配慮ができるかだと思うので、
それらの責任をお任せできる里親さんファミリーに出会えてほんとうによかったです。
新しい名前は、
ハルミは「ハナちゃん」、パンダは「こまさん」になりました。
なんだか元飼い主がつけた名前より、しっくりきます。
ちなみに里親さん宅は私の職場の近所なんです。
だから何かあればすぐに駆け付けることができます。
赤ちゃんと一緒に成長してく姿を末席で見守れたらいいなあと思います。
出逢いって不思議で、パズルのピースのように、
あるべき場所におさまるようにできているものなのかなあと、
ハルパンと里親さんを見ていて思いました。
家の中で生まれたのに、家猫になれず、
長い不遇の時代を経て今度こそ「しあわせな家猫」になれる時がきたね。
ハナちゃん、こまさん、卒業おめでとう。
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