ネコスペ事務局では年末から小美玉飼育放棄、年明けからつくば孤独死宅の案件に携わっておりましたが、
小美玉飼育放棄猫は4月までに全員預かりさん宅へ移動しました。
譲渡も進み、残すところ5匹となりました。
つくば孤独死猫については4匹全員しあわせにゃんとなりました。
応援、ご支援ありがとうございました。
入れ替わりに5月からは新たに春日部市で50匹の多頭飼育崩壊。
かすみがうら市や常総市の猫屋敷にて大繁殖、近隣からの相談により地域猫活動を進めています。
これらの避妊去勢手術費用は自治体や基金などの助成金で賄われていますが、
それ以外にかかる治療費はネコスペ事務局で支援をさせていただいてます。
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春日部多頭崩壊案件の猫たちはとにかく状態が悪く、
保護ボラさんたちが必死に命を繋ぎとめようとがんばってくれましたが、
次々と子猫が亡くなっていきました。
子猫は20匹近く引き上げました。
ドライフードを飼うお金がなく白米をあげていたようで、明らかに栄養失調。
餌が足りていないのです。
大人猫も猫風邪がひどく、輸液や抗生剤などの治療費が10匹で51,150円でした。
また、ノミ・ダニ・シラミがひどく貧血状態だったため、手術に先立って滴下薬を投与。
30匹分のブロードラインと目薬。(40,590円)
キャットフードも支援しました。
かすみがうらや常総の猫屋敷では子猫保護に伴い、医療費が発生しております。
これら医療費は皆様からの募金やマルシェの売上を充てさせていただきました。
多頭飼育崩壊は数が多いため、とにかく個人の負担が大きいです。
本来は餌やりや飼い主が負担すべきと思いますが、収入がなかったり、病床であったりと手術費用を含む医療費のねん出が難しいのが現実問題としてあります。
多頭崩壊は人間にとっても猫にとっても地獄です。
どの現場も最初は1匹でした。
この1匹を避妊手術してさえいれば防げた悪夢です。
今後もTNRや地域猫活動を通して不妊手術の大切さを啓発していければと思います。
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ご支援のお礼です。
4/9 7,000円 小美玉ナナ・チビの里親さま
4/29 20,000円 小美玉ハチの里親さま
5/11 5,000円 ひなたの里親さま
5/21 2,000円 ハニ丸の里親さま
譲渡費用の他に、保護活動費としてご寄付いただきました。
ゆうちょ口座へ支援金をいただきました。
4/19 2,000円 ヤタベさま
5/17 1,000円 ヤタベさま
猫たちのために大切に使わせていただきます。
心を寄せてくださり誠にありがとうございます。
ネコスペ事務局
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