【プロジェクトM】虐待猫みぬまの冒険。

獣医も触れないぐらい、

ぐちゃぐちゃのボロボロ猫だったみぬま。


1件目の獣医にはさじを投げられ、

2件目では「難しいと思うけど…」と言われつつ入院。

しかし、どん底から奇跡のV字回復を見せたみぬま。


奇跡の猫みぬまに会いに行ってきました。

オババと美らまやさんと一緒です。


初対面でもスリゴロくん。

1か月前よりもふっくらしたみたい。

保護当初はタマなしとの所見だったのですが、

どうやらタマタマが下りてきて発情が始まったらしく、

スプレーをするようになったとのこと。

おお、元気になった証拠だね!と、みんなで喜びをわかち合いました。

何をしてもうれしいよ。生きてる証だもん。

汚くたってかわいいよ。



歯がなくて舌もないから、よだれがとめどなく流れ、

それで毛づくろいするもんだから、拭いても間に合わなくてどんどん汚くなるみたいです。

でも顔を拭かれるのは嫌じゃないみたい。おとなしく拭かれています。


保護主Yさんは75歳。

四半世紀以上、猫ボラをやっている方です。

あちこちに餌場を持っていて、とにかく忙しい方。

行く先々でかわいそうな猫を見かけると放っておけなくて、

こうして保護してきては、後見人であるオババに怒られまくっています。


Yさんは、みぬまに里親がつくなんて、募集をかけられるなんて、

微塵も考えてなかったみたいだけど、

保護猫は他にもたくさんいるし、みぬまにばかり手をかけてあげられません。


みぬまはとっても性格がよくて、懐っこくて魅力的な子なんです。

夜はYさんの腕枕で寝るそうです。

もっと時間と手をかけられるおうちに行けば、彼のQOLは格段に向上すると断言できます。

そうしてあげたいと思わせるポテンシャルをみぬまは持っています。

だから、大丈夫。

健康診断をして、致命的な問題を抱えてなければ募集をかけようという話になりました。


結果、血液検査ではこれといった異常はなく、エイズ陽性が出たことぐらいです。

普通だったら、エイズ陽性はショックですが、

ここまでくると、エイズくらいどうってことないと思わせてしまうから、

やっぱりみぬまは凄い猫です。

去勢手術のときにお尻を刈ってもらって綺麗になりました。


去勢手術と検査費用の29,130円は、宮代ねこの日の収益から出させていただきました。

みなさまの愛に感謝です。


前回の日記は、

かわいそうな猫を助けてください!という主旨ではなく、

伸びしろだらけのアメイジングなにゃんこの里親さんになってくれる人を探します!

という所信表明だったんですが、

こっそりしっかりご支援をいただいてしまいました。


三重県のHさま、宮城県のNさま、ありがとうございます。

よだれかけバンダナを作ってくれたこてぷさんもありがとう!


みぬまは、ワクチン打って、トリミングかけてピカピカの男前にしてもらって、

来月から募集をかけます。

猫神様から祝福を受けた子ですからね、きっと良い出会いがあると信じています。


なんせみぬまの冒険は瀕死からスタート、

ここから先は良いことしかありません。

君に幸あれ。

ネコスペ事務局

ネコスペ事務局は、 個人で活動するボランティアさんの後方支援部隊です。 保護猫・保護犬の譲渡会やイベントを企画・運営しています。

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